なぜお菓子作り?
新生活が始まって3週間。まだまだ午後イチで帰宅する長女と、恒例のお菓子作りをしました。
子どもとキッチンに立つことで得られるメリットはたくさんありますよね。
- 将来の役に立つ
- 食育につながる
- 手先の器用さを養える
あとは、幼少期特有の「お手伝いしたい」気持ちも満たしてあげられるし、「切る・混ぜる」おままごとの一歩進んだリアルを経験させてあげると大喜びしますよね。
でも我が家で子ども(長女)とキッチンに立つ最大の理由は”時間つぶし”です。
とにかくインドア派の長女は公園にフラッと鉄棒しに行くことなどありません。なんなら買い物すら拒否。
最近でこそ「食べたいものがあるなら自分の足で選びに行きなさい」と言うと渋々同伴するようにもなりましたが、過去には「アンパンマンジュースオレンジひとつ。分からなかったら写真撮って送って」と買い物中の夫にLINEしろと指示してきた時期もありました。たまげるわ。
そんな長女は昔からものづくりが好きで、わりと早めから料理のお手伝いをさせていたと思います。初めて作ったのは王道のパンケーキ。
昨年度まで保育園児だったので、平日の夕方以降ほぼ時間が(私に)無く、休日にやることがほとんどでしたが、小学生になった途端、まぁ~帰宅が早い。そして思っていた以上にその期間が長い。
「なにか有意義な事をさせねばならない」プレッシャーが母のメンタルをジワジワ刺激してくるので、習い事の無い日はおやつ作りをするようにしました。出来上がる頃にはちょうどオヤツタイムだし、砂糖の量の調整なども出来て一石三鳥くらいです。あ、あと子どもがとにかく充実感で喜びます。四鳥ですね。
これ性格にもよりますが、暇さえあればYouTubeばかり見ようとするうちの娘には「なにかお菓子つくる?」はめっちゃ効きます。親は親でちょっと良いことをしたような気持ちになるのでおすすめです。
簡単トライフル
そして本題の本日のメニュー「トライフル」ですが。
定義はよく知りませんが、カップなどに小さくカットしたスポンジとフルーツ、生クリームなどを何層にも重ねたひんやりスイーツだと勝手に解釈しています。イタリアかどっかの。
スポンジは市販のものやカステラを使ったりすると行程も少なく調理時間も省けていいですよね。我が家では今回、おからパウダーを使ってレンチン一発で出来る蒸しパンをスポンジの代用として作ることにしました。
卵や砂糖などの材料を混ぜてレンジで3分でふかふかなヘルシースポンジが出来ます。市販のスイーツよりカロリーカットでき、小麦粉を使わないのでグルテンフリーです。盛り付けの際に小さくカットしてしまうので、おからだと気付かれにくいのもポイント。生クリームはハイカロリーですが、タンパク質と考えて我が家的にはオッケー食材です。
おからパウダースポンジをレンチンして冷ましている間に娘にはイチゴをカットしてもらい、スポンジが完全に冷めたところでそれもカットし、カップに盛り付けて完成。
(適当なグラスが見当たらず謎のワンちゃんが描かれた使い捨てカップとホラーのような指が気になりますね)
洗い物も少なく、作業時間45分ほどで終了しました。
夫には初めにおからであることを伝えて渡しましたが、フーンとだけ言って特に反応ありませんでした。まぁそうですよね。食い気味に「すっげ!めっちゃヘルシーやん!最高じゃね?!」とか言われてもアレやし。
以前「おからパウダーって技名みたいじゃない?必殺!オカラパウダー!!」と手から何か出すポーズで言われた時の事はおそらく一生忘れないと思います。
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